介護業界の現状

介護業界は人手不足状態

日本人の平均寿命は年々伸びる一方で、世界でも有数の高齢化社会と言われています。
医療技術の進歩と環境の変化に伴い、高齢者には優しい反面、少子化問題と労働人口の減少により、社会が抱える高齢者負担は増加の一途となっています。

介護職は常に人不足の状態にあり、資格の有無・経験の有無に関わらず、介護職に従事する人を募集しているのが現状です。

低賃金、長時間労働

介護業界が人手不足な理由は、待遇面や長時間労働です。

原因は介護報酬が安すぎるために、介護施設の経営が圧迫されそのしわ寄せが職員への低賃金へと繋がっています
低賃金がゆえに離職率も高く、人手不足になり長時間労働にならざるをえないという負のスパイラルに陥っています。

また、入浴介助などで腰痛を患う人も多く、体力がいる仕事でもあります。

それでも要介護者は増えるばかり

最近問題になっていますが、高齢者を抱えながら働く家庭や、仕事を辞めて家族を介護する家庭が増えています。

老老介護なんて言葉も耳にしますよね。

現状のままでは、家族の形態や家庭生活が破綻する恐れもあり、家族も介護者も心身ともに疲れ果てて、最悪の事態を招くことにもなりかねません。

認知症も今では3人に1人がなるといわれ、身近なものになっています。
しかし、家族には家族の生活があり24時間付っきりで対応しろなんて無理な話ですし、家族も介護経験が豊富なわけではないので対処方法が分からず疲れてしまっています。

介護職は高齢者だけでなく家族からも本当に必要とされている職業

そんな中やはり頼りにできるのは介護サービスの存在です。

専門的な介護知識と技術を持っているかいないかは介護者の負担だけでなく、される側の負担や苦痛を軽減することにもなるのです。

介護は人間らしく生きる為のお手伝い

介護職は3Kなんて表現をする方もいますが、それは違和感を覚える表現であると思います。
(※3K=きつい、汚い、危険な職場のこと)

確かにその通りでしょう。
実際働いてみればきれいごとだけでは済みません。

しかし忘れないで欲しいのは、介護を必要とする人も、常に自分らしくありたいと思っています。

その気持ちに寄り添い、意志を尊重して、信頼関係を築くことが大切です。

サービスの利用者が申し訳ない、恥ずかしい、心身ともに苦痛を感じる接し方をしては介護もただの作業になってしまいます。

介護者も利用者も同じ人間であり、「人が人を支える」のが介護の仕事です。

未経験では責任と職務に制限はありますが、介護の職域に入ることは、人の尊厳を守るという思いだけを持って踏み出すことです。

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