未経験から介護技術をしっかり学ぶならどの施設?
これだけ知っておいて!
介護施設によって入所者の介護レベルが違う
介護サービスには、レベルがあります。
軽い順に要支援1、2、要介護1、2、3、4、5となっていて施設ごとによって入所基準も違うので、施設によって行う介護サービスが全く違ってきます。
生活介護と身体介護
介護職のする仕事には生活介護サービス、身体介護サービスで大きく分かれます。
施設によっては生活介護サービスしか行ったいない施設もあります。
介護技術を学ぶのであればこの両方を勉強できる施設への就職が望ましいです。
しっかり介護技術を学ぶなら
介護技術を学ぶなら「特別養護老人ホーム」や「介護老人保健施設」がおすすめです。
特別養護老人ホームと介護老人保険施設は要介護3~5の方が多く、常時介護が必要で居宅での生活が困難な方、寝たきりや認知症など比較的重度の方が入所しています。
これだけ聞いただけでも分かると思いますが、介護レベルが高いので肉体的にも大変ですし、認知症の方もいますので精神的にも辛いといわれています。
とにかく多忙だといわれている職場です。
寝たきりの方を介護するため腰痛を患う方もいます。
しかし、身体介護も生活介護もどちらもとても勉強になる職場です。
デイサービスや訪問介護は?
デイサービスや訪問介護がいけないというのではありませんが、どちらも介護の一部しか経験出来ません。
デイサービスは日帰りですから、起床時の介護、朝食、夕食や就寝時の介護は経験出来ません。
訪問介護は、在宅ですからその家に合った介護をしなければならず、そもそも未経験では少し厳しいものがあります。
ですから、特養や介護老人保健施設など一通りの介護の流れや一日の仕事の流れを知る職場が良いのです。
介護技術を身につければ転職にも有利に
あらゆる介護の技術を身につけるほうが、活躍する場が多くなります。
最初はキツイかもしれませんが、最初に覚えてしまえば後々転職したときにも楽になります。
特に将来介護福祉士やケアマネージャーを目指している方は、特別養護老人ホームや介護老人保健施設は、介護スキルを磨くには絶好の職場だと思います。
きちんと教育システムの整った職場へ就職すれば怖くない
確かに多忙ですがきちんと先輩や上司から仕事を教わる体制ができている施設への就職することが大切です。
見て覚えろ!なんていい加減なところもありますから、施設見学や下調べをきちんとしておくことが大切です。
いろいろな介護施設を運営してその中で異動がある会社が多い
現在の介護施設は、多機能・多種のサービスを提供する社会福祉法人として運営しているところが多くなっています。
広い敷地内に特別養護老人ホーム、デイサービス、訪問介護センター、グループホーム、小規模多機能ホームなどを併設して、利用者へのサービス向上を図っているところが増えています。
そういったところでは、すべての施設に異動になる可能性があります。もちろん施設によって利用者の介護レベルも違うので、特養や介護老人保健施設での仕事を経験しておけば他の施設に異動になっても、不安が少なくて済みます。
施設の規模よりも雰囲気重視で
大変な職場で働くには教育体制も大切ですが、雰囲気も大切です。
介護職はチームプレーですので、人間関係は働きやすさを左右します。
施設の大きさや給料の良さだけに目を向けるのではなく、事前見学と説明を受けること、出来れば事前実習の機会を得ることで施設内の様子や、利用者の様子を観察しましょう。
施設に電話して見学したいと相談した時の電話対応によって、良い施設であるか対応の悪い施設であるかがわかります。
自分で見て感じたことを信じて勤める施設を選ぶこと、直感を大事にしましょう。
良い施設に勤められるかが、介護職への転職のカギになってきます
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